レンタルサーバーのストレージについて解説!

SSDとHDDのどちらがおすすめ?

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レンタルサーバーのストレージについて解説!
SSDとHDDのどちらがおすすめ?

レンタルサーバーを利用する際、皆さんストレージについてもチェックされると思います。

ストレージとは、データを保存するための記憶装置のことで、一般的にはSSDかHDDを利用されます。
といっても、最近ではSSDを搭載しているレンタルサーバーの方が圧倒的に多くなりましたが。

理由は、やはり、サーバーの高速化です。

SSDは、HDDよりも圧倒的に処理速度が速いのが特徴です。
その為、レンタルサーバーを利用する際には、SSDを採用しているサービスを選ぶようにしましょう。

HDDについて

HDDとは、Hard Disk Drive(ハード・ディスク・ドライブ)の略で、データを保存するための記憶装置として利用されています。
回転する円盤状の磁気ディスクに書き込みを行い、データを読み出す際にもディスクを回転させる必要があるのが特徴です。

安価で入手しやすいため、一昔前のレンタルサーバーでは、基本的にHDDが搭載されていました。
今でも大容量サーバーではHDDが搭載されていることも多く、コストを抑えて利用するのに最適です。

ですが、HDDは、ディスクを回転させるために処理速度が遅いというデメリットがあります。
さらに、耐久性が低いのも大きなデメリットです。

その為、最近ではSSDを搭載するレンタルサーバーも増えています。

HDD搭載レンタルサーバーのメリット・デメリット

HDDのポイントは、やはり安価で入手しやすいところです。
容量あたりの単価が安く、その分、レンタルサーバーの料金が安くなるのが大きなメリットです。

一方で、デメリットは、処理速度の遅さです。
ディスクを回転させるために読み込み速度が遅く、WEBサイトの表示速度にも大きく影響します。

WEBサイトの表示速度は、Googleの検索順位にも影響します。
SEO上、SSDを搭載しているレンタルサーバーよりも不利になるのもデメリットですね。

HDD搭載レンタルサーバーのメリット・デメリット
【メリット】
・利用料金が安い

【デメリット】
・WEBサイトの表示速度が遅くなる
・SEO上、不利になることもある
・WEBサイトのユーザービリティが下がる

SSDについて

SSDとは、SSD(Solid State Drive)の略で、USBメモリのように内臓しているメモリーチップにデータの書き込み・読み込みを行います。
HDDのよう回転させる必要が無く、処理速度が速いのが大きな特徴です。

ただし、メモリーチップは高価な為、HDDよりも価格が高くなるのがデメリットにもなります。

SSD搭載レンタルサーバーのメリット・デメリット

一番のポイントは、処理速度です。
HDDよりも読み込み速度が大幅に速く、WEBサイトの表示速度が大きく改善されるのがメリットになります。

その為、WEBサイトの運営においては、Googleの検索順位やユーザビリティにもいい影響を与えるのもメリットですね。

一方で、デメリットは、HDDよりも価格が高いところです。
それにより、SSDを搭載しているレンタルサーバーは、料金が高くなる傾向にあります。

また、SSDは、容量が大きくなるとより多くのメモリーチップが必要になり、さらに価格が上がってしまいます。
その為、大容量のストレージを搭載するのにも不向きです。

SSD搭載レンタルサーバーのメリット・デメリット
【メリット】
・WEBサイトの表示速度が速い
・SEOにいい影響がある
・WEBサイトのユーザービリティが上がる

【デメリット】
・利用料金が高い

HDDとSSD搭載レンタルサーバーの違い

HDD搭載レンタルサーバーとSSD搭載レンタルサーバーの違いについて、表でもまとめておきまます。

HDD搭載SSD搭載
利用料金安い高くはない
ストレージ容量多い普通
サーバー処理速度遅い速い
WEBサイト表示速度遅い速い
ストレージの耐久性低い高い

“HDDは安い”・”SSDは高い”と説明しました。

ですが、最近のレンタルサーバー事情をお話しすると、SSDを搭載しているサーバーも料金が下がってきました。
お手頃料金に設定されているサービスもあり、一昔前と比べて、HDDを搭載したレンタルサーバーと大差がなくなりました。

また、大容量のSSD搭載レンタルサーバーも増えています。

価格面でも容量面でも、HDDとSSDを搭載しているレンタルサーバーに差はなくなってきました。

ただし、格安レンタルサーバーと呼ばれるサービスの場合には、まだまだHDDを搭載しているサービスも多いです。
格安レンタルサーバーを利用する場合には、注意しましょう。

HDD・SSD搭載レンタルサーバーはどちらがおすすめ?

基本的には、SSDを搭載しているレンタルサーバーを利用しましょう。

最近は、大容量のSSDを搭載しているレンタルサーバーも増えてきました。

それに、利用料金も以前よりも安くなっており、HDD搭載のレンタルサーバーと比べても価格面で大きな差はなくなってきました。
例えば、エックスサーバーやConoha WINGのように、月額1,000円程度~とお手頃価格で利用できるレンタルサーバーも増えています。

メモリーチップの料金も、以前と比べて値段が下がってきました。
それにより、SSDもお手頃価格で利用できるようになってきています。

その為、SSDを搭載しているレンタルサーバーもかなり利用しやすくなっています。

【SSD搭載レンタルサーバーがおすすめな理由】
・WEBサイトの表示速度が速い
・利用料金もお手頃価格になってきた

SSD搭載レンタルサーバーは、WEBサイトの表示速度が速いのもポイントです。
それによるメリットは、「SEO効果」と「ユーザビリティの向上」です。

趣味のブログであれば問題ないですが、収益化やビジネス利用のためのWEBサイトであれば、こういった点にもこだわりたいですよね。
そういった意味でも、SSD搭載レンタルサーバー一択とお考えください!

オールSSD、ピュアSSDとは?

レンタルサーバーについて調べていると、”オールSSD“や”ピュアSSD“という言葉がよく出てきます。

これらは、同じ意味で、全てSSDで構成されているということを意味しています。

レンタルサーバーの仕様をチェックすると、ストレージが「SSD」になっていることも多いと思います。
ですが、中には、SSDとHDDがハイブリッドになっていることもあります。

最近では、SSDも安くなったとはいえ、まだまだHDDの方が安いです。
その為、一部にHDDを利用しているレンタルサーバーも少なくはありません。

SSDとHDDのハイブリッドだと、SSDの性能を生かしきれず、WEBサイトの表示速度が遅くなることもあります。

高速なレンタルサーバーにこだわりたい場合には、必ずストレージの構成についてもチェックしてみましょう。
オールSSDやピュアSSDと記載されていれば、全てSSDで構成されているということになります。

最後に!

今回は、レンタルサーバーに搭載されているストレージについてのお話です。

ストレージとはデータの記憶装置で、HDDとSSDの2種類が利用されています。

ですが、SSDを搭載しているレンタルサーバーの方がWEBサイトの表示速度が速いです。
また、料金でも、最近はSSD搭載でもHDD搭載レンタルサーバーと遜色が無くなってきました。

レンタルサーバーを利用する場合には、必ずSSDをストレージとして搭載しているレンタルサーバーを利用するようにしましょう。

この記事を書いた人

ダッチ

WEB制作・アフィリエイター。
大学卒業後→SE→プログラマーをえて、フリーランスとして活動しています。
レンタルサーバーやWordPressには詳しいので、分からないことがあればご相談ください。

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大学卒業後→SE→プログラマーをえて、フリーランスとして活動しています。
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