サーバーにおけるメモリとは?その役割を説明します!

レンタルサーバー選びにおけるポイントも紹介!

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サーバーにおけるメモリとは?その役割を説明します!
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今回は、サーバーにおけるメモリについて解説します。

また、レンタルサーバーを選ぶ際、「メモリについてどこをチェックすればいいのか?」についても解説します!
メモリについて詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてください。

メモリについて

メモリとは、RAM(Random Access Memory)とも呼ばれており、処理したデータを保存する記憶装置になります。
レンタルサーバーにおいてもメモリはとても重要で、並列処理を行う際に非常に重要な役割を担っています。

注意
メモリも容量で表現するので「xxGB」と表示しますが、ストレージ容量とは異なります。
混同しないように注意しましょう。

まずは、メモリの役割について紹介します。

メモリの役割は?

データやプログラムなどを処理する役割を担っているのが、CPUと呼ばれる装置です。
メモリは、そのCPUによって処理されたデータやプログラムを記憶しておく装置です。

処理データやプログラムをメモリに保存しておくことで、複数の処理を並行して行えます。
その為、メモリ容量が大きい程、より多くの処理を同時にこなすことができます。

つまり、メモリは、ソフトウェアの同時処理時の速度に大きく影響しています。

例えば、1つのパソコンでエディタを開いてHTMLコーディングを行いながら、フォトショップや動画編集ソフトを開いて作業を行い、尚且つブラウザを開いてホームページの表示を確認するとしましょう。
これだけの処理を同時に行うと、メモリが少ないと非常にストレスの溜まる遅さになります。

ですが、メモリが大きいと同時処理できるデータも増えて、より高速な同時処理が可能になります。

メモ
仮に高性能なCPUを搭載していても、メモリ容量が少ないと複数のソフトウェアを同時に利用する場合には、処理が遅くなってしまいます。
パソコンを購入する際には、CPUだけでなく、メモリも必ずチェックする必要があります。

レンタルサーバーにおけるメモリ

レンタルサーバーにおいても、よりメモリの多いサービスを利用することで、同時に多くの処理を並行してこなすことができます。
それにより、WEBサイトの高速化と安定性も期待できます。

パソコンに搭載されているメモリだと2~4GB程度、高額なパソコンでも8GB~16GB程度が一般的です。
パソコンであれば、これだけのメモリが搭載されていれば十分です。

ですが、レンタルサーバーは、多くの利用者と共有して利用します。
その為、PCよりも遥かに容量の多いメモリが必要で、一般的には256~512GBのメモリが搭載されていることが多いです。

さらに、高スペックなレンタルサーバーであれば、1TB(1,000GB)以上のメモリが搭載されていることもあります。

例えば、人気のエックスサーバーであれば1.5TB(1,500GB)ものメモリが搭載されています。
高スペックなメモリを搭載することで、エックスサーバーでは高速で安定した処理速度を実現しています。

エックスサーバー以外のレンタルサーバーにおいても、搭載されているメモリをチェックしてみましょう。

エックスサーバー1.5TB(1,500GB)
シンレンタルサーバー1.5TB(1,500GB)
ConoHa WING非公開
ロリポップ!非公開
カラフルボックス384GB
mixhost256GB
ABLENET非公開

こうやってまとめてみると、エックスサーバーとシンレンタルサーバーが圧倒しているように思いますね。

もちろん、WEBサイトの速度や安定性は、サーバーのメモリ容量だけで決まる訳ではありません。
ですが、メモリも、レンタルサーバーを選ぶ際のチェックポイントの一つにはなります。

メモリは一人で独占はできない

上記で、レンタルサーバー各社が搭載しているメモリについて紹介しました。
ただ、搭載しているメモリを全て一人で独占できる訳では無いので、その点も注意しましょう。

詳しく説明していきます。

メモリは複数利用者で共有して使用

レンタルサーバーの場合、メモリも多くの利用者で共有しています。
その為、利用者が多くなるほど使えるメモリも少なくなります。

レンタルサーバー各社の公式サイトをチェックすると、使用できるメモリも記載されているはずです。
そこに記載されている値が、1利用者が実際に使用できるメモリになります。

さらに、注意すべき点がもう一つあります。

例えば、1利用者が使用できるメモリが8GBだとします。

ですが、メモリを8GBまで利用できるという意味で、もしサーバーが混雑いている場合には8GBも利用できません。
状況次第では1GBも利用できないということもあり、これが共用サーバーのデメリットになります。

レンタルサーバー選びでのチェックポイント

リソース保証を行っているレンタルサーバーがおすすめ!

レンタルサーバーでは、上記で説明したように、メモリも多くの利用者で共有しています。
その為、公式サイト上では「メモリ8GB」となっていても、実際にはそんなに使うことができません。

ですが、中にはリソース保証を行っているレンタルサーバーもあります。
つまり、メモリ8GBとなっている場合は、最低でも8GBを利用できることになり、かなり快適なサーバー環境を利用できます。

レンタルサーバーを選ぶ際には、使用できるメモリ容量も重要です。
ですが、そのメモリ容量が保証されているかどうかもチェックすることが重要です。

リソース保証されているおすすめのレンタルサーバーはこちらです。

メモリ利用料金
エックスサーバー8~16GB990~5,280円/月
ConoHa WING
ビジネスプラン
1~4GB1,331~7,018円/月
シンレンタルサーバー
ビジネスプラン
4~12GB1,254~6,875円/月

メモリ容量、料金を考えると、エックスサーバーが最も利用しやすいですね。

ただ、ConoHa WINGとシンレンタルサーバーのビジネスプランとは、共にビジネス向けのプランです。
ビジネス利用向けのレンタルサーバーとしては料金もお手頃で、ビジネスにおいては利用しやすいサービスです。

リソース保証のレンタルサーバーを使ってみたい方は、一度チェックしてみましょう。

リソース保証以外のチェックすべきポイント

レンタルサーバーを選ぶ際には、CPUと容量、転送量もチェックいておきましょう。

特に、CPUはサーバーの処理速度にも影響します。
メモリ容量が多くても、CPUの処理速度が遅いとメモリを生かしきれません。

また、容量は多ければ多い程良いですし、転送量も多い方がいいです。

ただ、転送量については「無制限」となっているレンタルサーバーが多いです。
ですが、実際には「快適に利用できる転送量上限の目安」も設定されていることも多いです。

そこも一緒にチェックをしておきましょう。

最後に

今回は、サーバーに搭載されているメモリについてまとめてみました。

メモリとは、CPUによって処理されたデータを保存しておく記憶装置です。
データをメモリに保存しておくことで、複数の処理を並行して実施することができ、ソフトウェアも高速で実行することができます。

レンタルサーバーを選ぶ際にも、メモリの多いサービスを選ぶことで、WEBサイトの高速化や安定性を期待することができます。

ですが、メモリが多くなるほど利用料金も高くなるので、予算との兼ね合いにはなりますね。
とは言え、月額1,000円前後のレンタルサーバーであれば、基本的には十分なスペックのメモリが搭載されています。

レンタルサーバーを選ぶ際には、できれば格安サーバーを避けて、月額1,000円程度を目安に選ぶのがおすすめです。

この記事を書いた人

ダッチ

WEB制作・アフィリエイター。
大学卒業後→SE→プログラマーをえて、フリーランスとして活動しています。
レンタルサーバーやWordPressには詳しいので、分からないことがあればご相談ください。

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大学卒業後→SE→プログラマーをえて、フリーランスとして活動しています。
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