東大寺「大仏殿」へ

東大寺とは

今日は、東大寺へ参拝してきました。
小学校の修学旅行以来なので、数十年ぶりです。

東大寺は、世界的にも有名な日本を代表するお寺で、
華厳宗という宗派のお寺の大本山になります。
建立されたのは奈良時代と古く、聖武天皇が災害・災難から国を守るために建てられました。

また、東大寺は世界遺産にも登録されていて、さらに、多くの施設が国宝にも登録されています。

その中でも、見どころは、大仏殿に安置されているご本尊の大仏様です。
恐らく、日本人であれば知らない方はほぼいらっしゃらないと思いますが、国宝「奈良の大仏」です。

せっかくなので、大仏殿を中心に写真をアップしておきます。

南大門と金剛力士像(仁王像)

参拝は、南大門からです。
東大寺 南大門(高さ25メートル)

とにかく大迫力の巨大な門で、高さは25mにもなる国内で最大の山門らしいです。

南大門の両側には、いかつい顔をされた金剛力士像(仁王像)がいらっしゃいます。

右側にいらっしゃるのが吽形(うんぎょう)です。
金剛力士像 吽形(うんぎょう)

左側にいらっしゃるのが阿形(あぎょう)です。
金剛力士像 阿形(あぎょう)

南大門の金剛力士像は、運慶らによって作成された高さ8メートにもなる巨大な像です。
歴史の教科書にも載っていたはずなので、覚えている方も多いと思います。

見どころの一つなので、必ず押さえておきたいスポットの一つです。
足を止めてゆっくりと眺めてみましょう。

因みに、両像ともすごく怖いお顔をされていますが、
吽形は怒りを内に秘めた表情、阿形は怒りをあらわにした表情をされているそうです。

中門

南大門をくぐって先に進むと見えてくるのが中門です。
東大寺 中門

お寺なので黒色の建物が多いのですが、こちらの門は珍しく赤色で、東大寺の中でも目立つ存在です。

元々は大仏殿への正式な参拝口として利用されていたようですが、普段は開放されていません。
お正月だけ開放されているそうです。

大仏殿へは、観光客向けの受付が用意されているので、そちらからの入ることになります。

大仏殿と大仏様

大仏殿

大仏殿へ入る為には、受付で600円を支払ってチケットを購入します。

大仏殿への入場チケット
こちらがチケットになります。

チケットを購入すれば、早速、専用のゲートの係員の方にチケットを見せて大仏殿の中に入ります。

で、こちらが大仏様のいらっしゃる大仏殿になります。
東大寺 大仏殿

大仏殿とは、正式には「東大寺金堂」のことで、大仏様を安置している木造の建物になります。
木造建築としては、世界でも最大級の建物になり、国宝にも指定されているとても貴重な建物です。

 

大仏様とご対面

大仏殿の中に入り、いよいよ大仏様とご対面です。

大仏殿への入り口付近は写真を撮る人たちでごった返していて、何とか真正面から撮れた一枚です。
奈良の大仏
日本人だけではなく、体の大きな外国人も多く、この一枚を撮るのに本当に苦労しました。。。

横からも撮ってみました。
奈良の大仏

お顔のアップも撮ってみました!
奈良の大仏のアップ

因みに、一般的には「奈良の大仏」として知られていますが、正式には、東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)という素晴らしいお名前をお持ちです。
聖武天皇の発願で制作されたとてもありがたい仏様です。

大仏様の右手と左手

こちらは、大仏様の右手です。
奈良の大仏の右手

こちらは、左手です。
奈良の大仏の左手

奈良の大仏」のように、上にあげて手のひらを前に向けた右手のポーズを施無畏印(せむいいん)と言い、相手に「怖くないですよ。」という安心感を与える仕草になります。

また、下におろして手のひらを上に向けた左手のポーズを与願印(よがんいん)と言い、「あなたのお願い事を聞いてあげますよ。」という意味をもつ仕草になります。

奈良の大仏」は、施無畏印与願印を合わせて持った仏像で、
「私は怖くはないですよ。安心してこちらへ来て、あなたの願い事を言ってみなさい。」といった意味を持つのだと思います。
日本ではこの組み合わせの仏像が一番多いそうです。

因みに、「鎌倉の大仏」のように、両手を膝の上で組んでいるポーズを定印(じょういん)といい、
心を集中し瞑想をしている仕草になります。

手の形一つにもそれぞれ意味があるのは面白いですね!

大仏様の鼻の穴

大仏殿の中には大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴が開けられた柱があります。
穴をくぐることが出来るとご利益があると言われていて、有名なスポットになっているので、こちらも人でごったがえしていました。
大仏様の鼻の穴

虚空蔵菩薩坐像と如意輪観音坐像

大仏様の両端には、虚空蔵菩薩坐像如意輪観音坐像がいらっしゃいます。

左側にいらっしゃるのが虚空蔵菩薩坐像です。
東大寺「虚空蔵菩薩坐像」

で、右にいらっしゃるのが如意輪観音菩薩坐です。
東大寺「如意輪観音菩薩坐」

大仏様の横にいらっしゃるので小さく見えますが、
どちらの像も7m程の高さがあり、なにげにかなり大きな像になります。

広目天立像と多聞天立像

それと、もう一つ忘れてはいけないのが、広目天(こうもくてん)立像多聞天(たもんてん)立像です。
こちらも大仏殿の中に一緒に安置されている大きな像で、とても渋いお顔をされていました。
やはり、こちらでも皆さん足を止めて写真を撮っていかれます。

広目天立像です。
東大寺「広目天立像」

多聞天立像です。
東大寺「多聞天立像」

因みに、多聞天立像と言えば、別名「毘沙門天(びしゃもんてん)」と言います。
こちらの名前の方が有名ではないでしょうか!?

また、広目天多聞天と言えば、どちらも四天王の一員です。

持国天(じこくてん)増長天(ぞうちょうてん)はどこに行かれたの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

安心してください。
広目天立像の隣にいらっしゃいます。
首だけですが。

持国天です。
東大寺「持国天」

増長天です。
東大寺「増長天」

せっかくなので、こちらで御朱印も頂きました。
大仏殿で頂いた御朱印

これで、大仏殿の中の散策は終わりです。

この後は、お寺の境内をぐるっと一回りしてから、興福寺へ向かいしました。

世界遺産「興福寺」へ

東大寺を出たあとは、直ぐ近くにある興福寺にもお参りしました。

こちらも世界遺産に登録されている有名なお寺で、みどころは五重塔です。
興福寺の五重塔

別の角度からも一枚!
興福寺 東金堂からの五重塔

この後は、境内をぐるっと廻って、せっかくなので、最後に南円堂(なんえんどう)で御朱印を頂いて帰りました。
興福寺 南円堂の御朱印

因みに、こちらが南円堂です。
興福寺 南円堂

南円堂重要文化財にも登録されている建物で、西国三十三所観音霊場の第九番札所にもなっているそうです。

奈良と言えば、鹿です!

因みに、奈良と言えば、忘れてはいけないのが鹿(シカ)です。
東大寺の周りにはそこら中にいるので、鹿せんべいを持っていると、直ぐによってきてくれます。
奈良の鹿

奈良の鹿 奈良の鹿

めっちゃ美味しそうに食べてくれるので、結局、2回も鹿せんべいを買ってしまいました。

ただ、人通りが多いところにいる鹿は、食べ飽きたのか、全く食べてくれません。
こんな風に寝ているだけです。
寝ている鹿

 

「奈良の大仏」と「鎌倉の大仏」

日本で大仏と言えば、有名なのは「奈良の大仏」と高徳院にある「鎌倉の大仏」ですね。
※関東だと、牛久の大仏も有名ですが。

よく比較される2大仏様です。

大仏殿の中で腰を据えてどっしりとお座りになっている「奈良の大仏

雨風にさらされながらもしっかりとお座りになっている「鎌倉の大仏
です。

鎌倉の大仏」の写真です。
高徳院「鎌倉の大仏」

日本人にとっては、どちらもありがたい仏様ですが、
奈良の大仏」は盧舎那仏という仏様なのに対して、「鎌倉の大仏」は阿弥陀如来と呼ばれる仏様です。

大きさは「奈良の大仏」の方が圧倒していますが、「鎌倉の大仏」も高さ11.39m重さ121tとかなり大きな大仏様です。
※「奈良の大仏」は、高さ14.98m重さ250tあります。

一度、(写真ではなく)実物を並べてみたいですね。もちろん、無理ですが。

因みに、日本で一番大きな大仏は「牛久大仏(うしくだいぶつ)」で、なにげに高さ120mと他の大仏を圧倒しています。
それに、「牛久大仏」ほどでなくても、「奈良の大仏」や「鎌倉の大仏」よりも大きな大仏は、実は結構いらっしゃいます。

2018年完成とかなり新しいですが、都内であれば、塩澤寳光寺というお寺に「鹿野大仏(ろくやだいぶつ)」という巨大な大仏様がいらっしゃいます。

私の地元、兵庫県の能福寺には、「兵庫大仏」という高さ18mの大仏様がいらっしゃいます。

探せば、他にも全国各地に巨大な大仏様がいらっしゃいます。
機会があれば、一度、全国の大仏様を巡る旅でもしたいものですね。