WordPressを仕事で使っていると、
WordPressってこのまま使い続けていても大丈夫?
せっかくホームページを作ったのに、直ぐにWordPressの人気が無くなることはない?
などと質問を受けることがあります。
本音を言うと、
「そんなの分からないです!!」と言いたいのですが、
さすがにそれだと質問の返答にはならないので、
取り合えずは、
「ここ数年でWordPressが下火になることはないですよ。安心して下さい。」
と返答します。
理由としては、
■既にWordPressが世界中の多くのサイトで使われすぎていること
■WordPressのコミュニティーが活発であること
■他のCMSと比べても、使い易く、記事の管理が楽なこと
の3点です。
3番目の理由などは、人によっては異論が出てきそうですが、
私個人としては間違っていないと思っています。
こちらの記事では、
この3つの理由について、
もう少し詳しく説明していきます。
既にWordPressが世界中の多くのサイトで使われすぎていること
現時点で、
世界中のWEBサイトの約32%(32.2%)がWordPressで組まれていると言われています。
参考:https://w3techs.com/?utm_source=capitalp&utm_campaign=SponsorUs&utm_medium=voluntary_link
この数字から見ても分かるように、
WordPressがWEB制作の現場に如何に浸透しているかということです。
2位のJoomlaでさえ3.0%にとどまっているので、
この32.2%という数字がいかにすごいかが分かると思います。
仮にWordPressが下火になってこれだけの数のWEBサイトを別のツールに切り替えるというのは、
恐ろしいくらいのマンパワーとコストが掛かります。
それを考えると、
誰も新しいCMSツールが台頭してくることなど望みません!
WordPressのコミュニティーが活発であること
WordPressは他のオープンソースと比べても、コミュニティーが活発です。
とくに有名なのが、WordCampです。
その為、
各地でイベントなども定期的に行われたり
コミュニティー内でのサポートなどもしっかりしており、
他のCMSと比較しても、開発者が開発しやすい環境が整っていると言えます。
それに、
WordPressの開発に関わる有志も多いです。
例えば、WordPress本体は勿論ですが、プラグインも英語圏で開発されたものは、英語仕様で作成されています。
それらを有志の人間がボランティアで日本に訳してくれています。
他のCMSと比べても、使い易く、記事の管理が楽なこと
世界には、WordPress以外にもJoomla!やDrupalなど有名なツールが多数ありますが、
それらと比べてもWordPressの管理画面は操作し易く、
記事の管理も楽です。
特にDrupalはある程度の専門知識も必要だったりするので、
運用面で苦労します。
それに、非常に多くのプラグイン(拡張機能)がフリーで公開されているので、
自分仕様にカスタマイズもし易いです。
ホームページ制作では、
開発者と実際のCMS運営者(記事を書いたり、修正したりする人)が異なることが多いですが、
運営者が如何にサイトを楽に運営できるかは非常に重要です。
最後に
WordPressが他のCMSよりも群を抜いて優れているとは思いません。
WordPress以外にも素晴らしいオープンソースのCMSは多数あります。
※機会があれば、どこかで紹介したいと思います。
ただ、現状どのCMSツールもWordPressの対抗馬にはなりえていません。
WEBの世界は移り変わりが早いですし、
10年、20年先のことになると、
また新しいツールが台頭してきている可能性は十分にありますが、
ここ数年のうちにWordPressが下火になるということはあり得ないと言えます。
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