今回は、strongタグのSEO効果をまだ信頼しているの?
という話です。
コンテンツ
strongタグにSEO効果はありません
strongタグは、特定のテキストを目立たせたい場合に、よく使用されるタグです。
※単純に太文字にすることが目的のタグではないので、間違えないようにして下さい。
「strongタグ + SEO」で検索すると、以下のような情報が多数出てきます。
・SEO上、強調させたいキーワードをstrongタグで囲む
・<h1>~<h6>タグでは使用しない
・1つのページ使いすぎるのは注意(3回まで)
・strongタグを複数使用する場合には、別々のキーワードに設定した方がいい
・1つのページ内で、文章の上部・中部・下部にばらけさせる
が、strongタグにSEO効果があったというのは、昔の話しです。
確かに、strongタグがSEO上、強力な効果があると言われていた時期もありましたが、
現在は、strongタグにそんな魔法ような効果はありません。
実際に、以前、いくつかの記事を改修して、上記でまとめたようなことを検証してみましたが、
何かが変わったということはありませんでした。
仮に、まだSEO効果が残っていたとしても、無視していいレベル!
と考えていいのではないかと思います。
strongタグとbタグの使い分け
strongタグとよく似た役割を持つタグに、bタグがあります。
ブラウザ上から見れば、strongタグで囲ったテキストもbタグで囲ったテキストも、見え方は同じです。
が、本来は、
■strongタグ => テキストを太文字にする + テキストを強調する
■bタグ => テキストを太文字にする
と、それぞれ異った役割を持っています。
要は、
テキストを太文字にして目立たせたいだけであればbタグを、
単に太文字するだけではなく、強調という意味を持たせたい場合には、strongタグを、
利用します。
ただ、strongタグにはSEO効果はないので、検索ランキングに影響しません。
それに、Googleのマット・カッツさんも、
「Googleではstrongタグもbタグも同じように扱いますよ!」みたいなことを言われています。
であれば、ユーザー側から見ても変わらないですし、どっちを使っても問題ないです。
因みに、私は、ブログの記事を書く際、bタグよりかは、strongタグをよく使用しています。
理由は簡単です。
WordPressの投稿画面から太文字を選択すると<strong>~</strong>が挿入されるからです。
WordPressのビジュアルエディタから記事を投稿されている方であれば、
皆さんも同様にstrongタグを利用する機会が多いのではないかと思います。
↓
ここまで、strongタグとbタグの話しをしてきましたが、
私は、実際には、どちらもそれほど使いません。
私の場合、CSSで「font-weight:bold;」を指定します。
最後に
strongタグが、Googleの検索ランキングに影響すると言われていたのは、昔の話です。
現在は、strongタグにSEO上の効果はありません。
また、strongタグとbタグはユーザーからは同じように見えますが、
それぞれのタグが持つ役割は異なっています。
W3Cが定める定義をしっかりと守りたいという方には、
strongタグとbタグの正しい使い分けをおすすめします。
が、Googleはどちらのタグも同様に扱うので、
そこまで神経質に使い分ける必要はありません。
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