レンタルサーバー(共用サーバー)

サーバー

さくらインターネットの共用サーバーで発生する問題

弊社では、レンタルサーバーを利用する場合には、さくらインターネットの共用サーバーを借りることが多いのです。

スペック自体には十分満足しているのですが、やはり、全く何の問題も発生しないということはないです。

稀に問題が発生することもあるので、
注意すべき点についてまとめておきました。

DNSレコードが他サーバーを向いていると、SSLのインストールを行えない

DNSレコードがさくらインターネット以外のサーバーに向いていると、
SSLの利用時に「SNI SSLを利用する」に変更を行えません。

SNI SSLを利用する」を有効にしないと、有料・無料にかかわらずSSLを利用できないので、以下のような場合には注意が必要です。

既に運営中のサーバー(HTTPS通信設定済み)を、他社サーバーからさくらインターネットの共用サーバーに移する場合

この場合、ネームサーバー切り替え前だと、さくらインターネットの共用サーバー側で事前にSSLをインストールすることが出来きません。
ただ、既存サイトをHTTPS通信で運用している為、このままさくらインターネットに切り替えてしまうと、
Googleの自然検索などで入ってきたユーザーには、
この接続ではプライバシーが保護されません」というSSLの接続エラーが出てしまいます。

SSLの導入が進むことはとてもいいことですが、それに伴って、同様の問題が発生することは増えてくると思います。

解決策しては、
・一時的にサイトがSSLの接続エラーになってしまうことをお客さんに了承して貰う
 →切り替え後、即SSLのインストールを行う
・さくらインターネット以外のレンタルサーバーを探す
くらいです。

後者の場合、
例えば、エックスサーバーであれば、ネームサーバーの切り替え前でも、有料のSSLのインストールが可能です。
→有料といっても格安のSSLを利用できるので、大きな負担にはなりません。
※エックスサーバーも、無料のSSLは、切り替え前だとインストール不可です。

ドメイン追加を行えない場合がある

さくらインターネットの共用サーバーを利用する場合、
サーバーコントロールパネルから「ドメイン追加」という作業を行うことで、サブホスト(バーチャルホスト)の設定が行われ、レコードの追加が行われます。

その為、さくらインターネットの共用サーバーでサイトを公開するには、この「ドメイン追加」の設定は必須になります。

ただ、既に親ドメイン、もしくは、サブドメインの追加が行われていたら、「ドメイン追加」を行えないので注意が必要です。

ドメイン追加」を行おうとすると、「指定されたドメインもしくはその上位のドメインにはゾーンが設定され、・・・」というエラーが出てしまいます。
セキュリティ上の観点より登録を受付することができません

その為、例えば、以前他社にサイト制作を発注されていた際に、その制作会社がドメイン追加を行ってしまっていると、
一旦、そちらでドメインを削除しないと、新しくアカウントを作成して共用サーバーを借りた場合に、「ドメイン追加」を行えません。

また、サブドメインで登録されていた場合も同様です。
サブドメインが既に「ドメイン追加」されてしまっていると、親ドメインの「ドメイン追加」を行えないという問題が発生します。


以前、実際に弊社で発生した問題を紹介しておきます。

親ドメイン「example.com」で公開しているサイトは弊社管理
サブドメイン「sub.example.com」で公開しているサイトは別の制作会社が管理
というお客様がいらっしゃいました。

親ドメイン「example.com」はGMO系の別のサーバでサイト運営
サブドメイン「sub.example.com」は、さくらインターネットの共用サーバーでサイト運営
となっていたのですが、
親ドメイン「example.com」もさくらインターネットの共用サーバーを借りて、そちらにサイトを移転することになりました。

で、親ドメイン「example.com」の「ドメイン追加」を行おうとすると、エラーで追加できませんでした。
当然ですが、原因は、運用中のサブドメイン「sub.example.com」が、さくらインターネット側で既に「ドメイン追加」されてしまっていたことです。

弊社と、サブドメイン「sub.example.com」のサイト運営を行っている制作会社さんとはつながりが無かったので、
そちらがさくらインターネットを利用されていること自体を把握できていなかったことも原因ですが、
この仕様には焦りました。

さくらインターネットに問合せると、「安全上の仕様です」とのことだったので、
それであれば、こちらではどうしようもありません。

サブドメイン「sub.example.com」のドメインを一度削除しないと、親ドメイン「example.com」の追加を行えませんが、
サブドメイン「sub.example.com」のドメインを削除すると、そちらのサイトが公開されなくなってしまいます。

解決方法としては、
サブドメイン「sub.example.com」を一旦、間借りする形で、弊社サーバー(さくらインターネット以外のサーバー)に移行

サブドメイン「sub.example.com」をさくらインターネットのコントロールパネル上から削除

親ドメイン「example.com」をさくらインターネットのコントロールパネル上から「ドメイン追加

サブドメイン「sub.example.com」を「ドメイン追加
という流れで対応しました。

※お客様には、「それが仕様であれば、サブドメイン「sub.example.com」のサイトに関しては、ダウンタイムが発生してもいいです。」と言っていただいたのですが、さすがにそれは避けたかったので、上記のような対応を取りました。

因みに、
親ドメイン「example.com」でサイトを公開するサーバーと、サブドメイン「sub.example.com」のサーバーは別々のアカウントを発行していたのですが、
この点でも、別の問題が発生しました。
これは、結局、サブドメイン「sub.example.com」のサーバーは解約して、
親ドメイン「example.com」のサーバに統合することで解決しました。

親ドメインとは別のアカウントでは、サブドメインの「ドメイン追加」を行えない

親ドメイン「example.com」サブドメイン「sub.example.com」で、それぞれ別々のアカウントでサーバーを借りた場合、
別々のアカウントではサブドメイン「sub.example.com」の「ドメイン追加」を行えません。

めったに発生することはないですが、
親ドメイン「example.com」サブドメイン「sub.example.com」で、それぞれ別々の制作会社にサイト制作を発注されていると、
それぞれどこのサーバーを使っているかも分からなかったりするので、起こりえます。

これは、サブドメイン「sub.example.com」も、親ドメイン「example.com」と同じアカウントでサーバーを借りて、そちらに設置するしかないです。

一番いいのは、親ドメイン「example.com」と同じサーバーに乗せて貰う方法です。

もっといいのは、発注元の業者自身が一括でドメインとレンタルサーバーの管理を行って、
各制作会社さんに情報を共有されることです。
とは言え、サーバー周りの知識がないと、なかなか難しいのですが。。。

ドメインを削除してから、再度「ドメイン追加」出来るまでに、数時間以上かかる

諸々の事情で一旦、さくらインターネットのサーバーコントロールパネル上からドメインを削除しないといけない場合があります。

この場合、再度「ドメイン追加」を行えるようになるまでに2時間ほど掛かります。

さらに、削除したのサブドメインだった場合、1日以上開けないと、再度「ドメイン追加」を行えません。

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