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Linux 現在実行中のプロセスを確認、終了させる方法
Linuxサーバーでは、
実行中のプロセスを確認する場合はpsコマンド、
実行中のプロセスを終了させたい場合にはkillコマンド、
を利用します。
私自身は頻繁に利用するコマンドではないですが、
たまに利用するので、メモがてらまとめておきます。
実行中のプロセスを確認する
実行中のプロセスは、psコマンドを利用して簡単に確認できます。
【psコマンドの基本的な使い方】
psコマンドは、通常は、auxオプションを付けて実行させることが多いので、
セットで覚えておいた方がいいです。
# ps aux
auxオプションの説明は以下です
a => 他ユーザーのプロセスも表示する
u => ユーザー名やCPU占有率、メモリ使用率なども表示する
x => 端末操作以外のプロセスも表示する
※オプションは他にも用意されているので、必要であれば一度調べてみて下さい。
実行結果はこんな感じで表示されます。
【グレップ(文字列を検索)して確認する方法】
grepコマンドと組み合わせることで、
特定のプロセスを検索して確認することも出来ます。
例えば、「httpd」を含むプロセスを確認する場合には、
# ps aux | grep httpd
とします。
実行結果はこんな感じで表示されます。
特定のプロセスを確認したい場合には、このようにgrepコマンドと一緒に使ってみて下さい。
【プロセスID】
psコマンド(ps aux)を実行すると、左から2番に「PID」という項目があります。
この項目が「プロセスID」であり、プロセスを終了させる場合に指定する番号になるので、
「PID」の項目は覚えておいて下さい。
因みに、他の項目に関しては、
例えば、
「USER」は「プロセスの所有者」、「&CPU」は「CPU使用率」...
を表しています。
今回は詳しくは説明しないので、興味のある方は調べてみて下さい。
実行中のプロセスを終了させる
実行中のプロセスを終了させる場合には、killコマンドを使用します。
使い方としては、
「kill プロセスID」となります。
例えば、プロセスID「119」のプロセスを終了させる場合には、
# kill 119
とすればOKです。
実行後は、念のために再度psコマンドを実行させて、プロセスが終了いていること(一覧から消えていること)も確認して下さい。
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