無料で利用できるCDNサービスとしては「Cloudflare」が有名ですが、
今回は国産の無料CDN「Rapid START」についてのご紹介です。
こちらのサービスの利用を開始するまでの手順は簡単です。
■まず、アカウント登録を行います。
Rapid STARTのサイト「 https://cdn.tokyo/ 」 にアクセスし、「無料アカウント登録」をクリック
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「Facebook」「Twitter」「Google+」のアカウントで登録可能ですが、
私は「メールアドレスで登録」を行ったので、今回はそちらの手順で説明を行います。
「メールアドレスで登録」をクリック
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メールアドレスを入力、プライバシーに同意にチェックを入れて、「アカウント作成」をクリック
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登録したメールアドレスに以下のようなメールが送信されてくるので、そちらのアカウントで「管理画面」ログインします。
※「初期パスワード」は念の為に、必ず変更してください。
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管理画面へログイン後、まずはドメインの登録を行います。
「WEBサイトのドメイン名を登録して下さい。」という部分にドメイン名を登録して、「ドメイン登録+」をクリックします。
※私の場合には「www.」付きでサイトを運営しているので、「www.ドメイン名」で登録しました。
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ドメインを登録すると、画面右の「仮登録ドメイン」にドメインが追加されます。
さらに画面の下側に移動すると、この後の設定手順が記載されているので、その内容に従って設定を行います。
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まずは、「1:オリジンドメインの追加」を行います。
と言っても、ドメインの管理元のコントロールパネルから「origin.www.sample.com A 【オリジンサーバーのIPアドレス】」のレコード(Aレコード)の設定を行うだけです。
私は「お名前.com」でドメインを管理しているので、「お名前.com」のコントロールパネルからAレコードを登録します。
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レコード追加後、設定が浸透するまでしばらく待ちます。
レコードの設定が浸透すれば、画面右側の「オリジンドメイン登録ステータス」の項目が「ステータス OK」になります。
「2:TXTレコードによる認証」または「2:HTMLファイルのアップロードによる認証」のいずれかの方法で、ドメイン所有権の確認を行います。
今回は、「2:TXTレコードによる認証」で確認を行います。
まず、「お名前.com」の管理画面に移動して、以下の様に「TXTレコード」を登録します。
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登録完了後、やはりここでもレコードが浸透するまでしばらく待ちます。
レコードが浸透したら、
「オリジナルドメインの登録・TXTレコードの確認→」をクリックして、認証を行います。
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認証が完了したら以下の画面に変わるので、「キャッシュポリシー」の設定や切り替え前の動作確認を行います。
・「キャッシュポリシー」の設定は「ご登録情報」のところにある「設定」から行います。
「デフォルト」「WPキャッシュ」「DRUPALキャッシュ」から選択できますが、WordPressを利用されている場合には「WPキャッシュ」を選択して下さい。
・「切り替え前の動作確認方法」を参考にして、動作確認を行います。
※私はWindowsを使っているので、「hosts」を使って確認を行いました。
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切り替えの準備が整えば、「CDN配信に切り替え」をクリックします。
クリックすると以下の様な画面が表示されるので、その内容に従って「CNAMEレコード」の登録を行います。
再度「お名前.com」の管理画面に移動して、以下の様に「CNAMEレコード」を登録します。
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「CNAMEレコード」の登録が完了してその設定が浸透すると、
「CNAMEレコード切り替えステータス」が「ステータス OK」に変わります。
これで基本的な設定は完了です。
が、最近はほとんどの方がSSLを導入されていると思います。
SSLの設定にも対応しているので、SSLを導入されている方は、そちらの設定も行います。
と言っても、管理画面左側に「SSL証明書登録」という項目があるので、
そこから「証明書」「中間証明書」「秘密鍵」を登録するだけになります。
ここまでくると設定は完了です!!
あとは、動作確認して問題がなければOKです!!
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