日本を表すドメイン「JPドメイン」についてまとめました。
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JPドメインについて
JPドメインとは、日本「JAPAN」を表すドメインです。
国別コードトップレベルドメインと呼ばれるドメインになり、日本レジストリサービス(JPRS)という団体で管理されています。
[ 日本レジストリサービス(JPRS) ]
■汎用JPドメイン(「.jp」)
■都道府県型JPドメイン(例:「.tokyo.jp」「.osaka.jp」)
■属性型・地域型JPドメイン(例:「.co.jp」「.go.jp」)
の3種類に分けられますが、
一般的によく見かけるのは「.jp」と「.co.jp」くらいなので、
この2つのドメインについては以下で説明します。
目的のドメインが空いているかは、以下で確認できます。
[ JPドメイン名の登録 | JPRS ]
「.jp」とは、どんなドメイン?
汎用JPドメインと呼ばれるドメインです。
日本国内でサービスを展開される場合には、他のドメインと比較して信頼度が圧倒的に高いので、こちらのJPドメインが有効です。
「.jp」は誰でも取得できるの?
日本国内に住所があれば誰でも取得は可能です。
もちろん、個人でも取得できます。
どのようなサイトに向いているの?
どんなサイトで利用してもOKです。
コーポレートサイトやサービスサイト、ブログサイトなど、様々なサイトで利用されています。
ただ、他のドメインと比べると、少しお高めのドメインです。
その為、個人で取得している方は、ほとんどいないです。
値段は、お名前.comのサイトで確認してみて下さい。
「.co.jp」とは、どんなドメイン?
属性型JPドメインに分類されるドメインです。
大手企業のコーポレートサイトでは、ほとんどがこのドメインを利用していて、信頼度がさらに高いドメインになっています。
「.co.jp」は誰でも取得できるの?
法人向けに用意されているドメインで、日本で登記された会社のみが取得できます。
個人や個人事業主では取得できないドメインになっています。
その為、取得する際には、登記情報(登記年月日、登記地都道府県、登記地住所、代表者名)も必要になってきます。
もし法人登記が済んでいない場合でも、仮登録申請の手続きを行うことで、事前に登録しておくことが可能です。
ただし、半年以内(6か月以内)に登記を行わなければ、ドメインが廃止されます。
どのようなサイトに向いているの?
コーポレートサイトに向いています。
注意点
「.co.jp」のドメインは、1法人で1ドメインしか取得できないので、事前にきっちりと考えた上で、
どのような文字列のドメインにするかを決定しましょう。
通常は、会社名をそのままローマ字に置き換えることが多いです。
また、「.co.jp」で取得したドメインの文字列を悪用されると困るので、
同じ文字列で「.jp」「.com」も取得しておきましょう。
国別コードトップレベルドメイン(ccTLD:country code Top Level Domain)とは
国別コードトップレベルドメインとは、各国に割り当てられた国名コードを割り当てたドメインです。
※例外もあります。
例えば、
アメリカであれば国名コード「US」を割り当てて「.us」、
ロシアであれば国名コード「RU」を割り当てて「.ru」、
が設定されています。
誰でも取得できるの?
通常は、その国に住所がある組織や個人でないと、取得できない場合が多いです。
↓
「.me(モンテネグロ)」や「.co(コロンビア)」など、その国に住所が無くても、取得可能なドメインもあります。
例えば、「.me」は、LINE(ライン)が使用したことで、日本国内でも話題になりました。
ただし、本来は日本に割り当てらているドメインではないので、
コーポレートサイトに使用するのはあまりおすすめしません。
それと、これはマナーの問題になりますが、
その国に迷惑を掛けたり、その国の人たちを不快にさせるような使い方も避けるべきです。
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