さくらインターネットの共用サーバーを借りて頂いている業者さんからの依頼で、
オリジナルのシステムを作成していた際の話です。
ブラウザ上から開発中の画面にアクセスして確認すると、画面に何も表示されない状態(真っ白な状態)になりました。
※エラーは非表示設定(display_errors=Off)にしています。
開発中のページなので慌てる必要はないのですが、
PHPで開発を行っていると良くあることです。
コードのどこかの箇所で、何かしらのエラーが出ている場合の現象ですね。
こういった場合には、エラーログを確認すればいいはずなんですが、
/home/ユーザー名/log/
を確認してもエラーログのファイルらしきものが見当たりません。
他のディレクトリも探してみましたが、やはりエラーログが見当たりませんでした。
どうもデフォルトではエラーログが吐き出されない設定になっているようなので、
php.iniに以下を追加してやる必要がありそうです。
log_errors=On
error_log="/home/ユーザー名/log/error.log"
※「error_log」にはログファイルの出力先パスを設定します。
出力先パスは管理しやすい場所でいいと思いますが、
私は、極力WEBの公開領域には吐き出したくないので、
/home/ユーザー名/log/
にログファイルを吐き出すように設定しました。
これで、
/home/ユーザー名/log/
に「error.log」という名称のエラーログファイルが出力されていると思います。
因みに、
さくらインターネットの共用サーバーでphp.iniの設定変更を行う場合には、
コントロールパネルから行います。
まず、
https://secure.sakura.ad.jp/rscontrol/
からログイン後、
画面左カラムの「アプリケーションの設定 > PHP設定の編集」へアクセスして、以下を登録すればOKです。
display_errors=Off
log_errors=On
error_log="/home/ユーザー名/log/error.log"
簡単ですね!
今回はエラーログの出力先パスの設定についての投稿でしたが、
それ以外にもいろいろな設定を行えるので、
ぜひ活用してみて下さい。
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