今更なんですが、
お客様からの依頼で初めてKUSANAGIを触ってみてみました。
作業内容は、
今回受注した2サイトを、
新規に借りたVPSサーバー(KUSANAGI for ConoHa)で構築します。
1サイトはWordPress、もう1サイトはWordPressを使用せずに構築(PHPでのフォーム構築あり)する予定です。
まずは、サーバーの申し込みからですが、
既にConoHaのアカウントは作られていたので、
https://www.conoha.jp/login/
からログインしてサーバーの追加を行います。
「イメージタイプ」で「アプリケーション」を選択後、
→「WordPress(KUSANAGI)」で「WordPress(KUSANAGI)」を選択します。
※1.プラン(「タイプ」「リージョン」「メモリ」)はサイトの規模などに応じて選びます。
※設定した「rootパスワード」は、どこかにメモを取るなどして、忘れないようにして下さい。
サーバーの追加が完了したら、トップ画面に戻り、追加されていることを確認します↓
※申し込みが完了後、サーバーの利用は直ぐに開始できます。
で、該当のネームタグを選択してサーバーの詳細画面に移動し、
IPアドレスをコピペしておきます↓
まずは、
IPアドレスとサーバー追加時に登録したrootパスワードで、
ターミナルからサーバーに接続します。
※私の場合Tera Termを使ってアクセスします。
接続後、以下の様な画面が表示されます↓
ログイン後、
早速、KUSANAGIの設定から行っていきます。
設定はKUSANAGIのサイト(https://kusanagi.tokyo/cloud/kusanagi-for-conoha/)を参考に行います。
■システムのアップデート
# yum --enablerepo=remi,remi-php56 update -y
※Linuxのディストリビューションは、CentOS7になります。
※少し時間が掛かるので、メールの返信だったり他の作業をしながら、終了するのを待ちましょう。
■サーバーを再起動
# reboot
※リブートで一度サーバーが切れるので、再度Tera Termからサーバーに接続します。
■以下を実行して諸々の初期設定を行います
# kusanagi init
しばらくするとタイムゾーンの選択画面に移動します。
キーボードの「→」を押して、「Asia/Tokyo」を探して選択(enter)します↓
ロケールを選択します↓
キーボードタイプを選択します↓
kusanagiのパスワードを設定します↓
パスフレーズを設定します↓
MySQL(root)のパスワードを設定します↓
WEBサーバーを「NGINX」「Apache2」から選択します↓
PHPの実行環境を「HHVM」「PHP7」「PHP5」から選択します↓
Rubyのバージョンを選択します↓
初期設定は完了です↓
この後は、実際にサイトを公開できる環境を構築するのですが、
記事が長くなりそうなので、
次のブログに記載しました↓
[ 【KUSANAGI(草薙)】プロビジョニング ]
因みに、
KUSANAGIを試してみての感想ですが、
多くの方が言われているように、
表示速度がかなり改善されました。
試しに、今回の案件とは別に、
弊社でも「KUSANAGI for さくらのVPS」を借りていろいろと試してみました。
で、弊社で運用しているWordPressサイトと同じものをそのサーバーでも構築(データもそのままインポートしました)してみたのですが、
を使用して測定すると、
Speed Index(体感速度)がちょうど10倍に改善されました。
弊社のサーバーを管理して頂いている方と相談にはなるのですが、
他のお客さんにも(「KUSANAGI for さくらのクラウド」「KUSANAGI for さくらのVPS」「KUSANAGI for ConoHa」辺りを)お勧めしてこうかなと思います。
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