以前、scpを使ってリモートでファイル転送する方法について記事を書きました。
[ scpコマンドでファイル転送 ]
でも、rsyncの方が少し高性能というブログ記事を見つけました。
rsyncなんて今までローカルデータの自動バックアップくらいにしか使っていなかったので、
リモートでファイル転送できるとは!!
コマンドの使い方は、scpとほとんど同じ!!
リモートでローカルデータを別サーバーへ転送する場合には、
# rsync -av 転送元のディレクトリ ユーザーID@ホスト名:転送先のディレクトリ
となります。
よく使用するオプションは以下のもの。
-vは転送中にコピーしているファイル名を表示
-aはファイルの属性やタイムスタンプを維持したまま転送
他にもいろいろあるので興味のある方は以下のサイトで調べてみてください。
http://www.jitaku-server.net/backup_rsync.html
例えば、
/var/www/html/の直下にあるhogeディレクトリをそのまま転送先サーバーの/home/test/www/の直下に移したい場合には、
# rsync -av /var/www/html user01@sample.com:/home/test/www/hoge
あと、コマンド実行時には当然パスワードも聞かれるので、
転送先のパスワードを入力してください。
で、rsyncの方がscpよりも少し高性能な理由は、
scpが差分ファイルのみを転送できないのに対して、
rsyncは差分ファイルのみ転送してくれる!
とのことです。
転送データが大量にある場合には、
その都度全ファイル転送させるよりも差分ファイルのみを転送させる方が当然便利です。
要はrsyncを使えばデータの同期を取れるということですね!!
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