動的に作成したページのURLを静的ページに見せ掛ける処理って、
よく行われることだと思います。
私もよく行います。
WordPressで作成したサイトは勿論ですが、オリジナルで作成した場合にも.htaccessを使って設定するようにしています。
それでは、
この対応ってSEO上は意味があるのか?という話です。
結論から言うと、私は意味はある!と考えています。
ただし、静的URLが動的URLよりもインデックスされやすいということは無いです。
そこで、今回は
■擬似静的化URLとは?
■擬似静的化がSEO上意味を成す理由
■静的URLが動的URLよりもインデックスされやすい?
といった点についてまとめていきます。
コンテンツ
擬似静的化URLとは?
まず、動的URLとは「http://example.com/?id=1」のように、パラメータ「?id=1」がくっ付いているURLのことを言います。
このパラメーターむき出しのURLって、なんか見た目も悪いですし嫌ですね。
そこで、実際には動的ページとして作成されているにもかかわらず、URLだけ静的ページと同じように見せ掛けることがあります。
例えば、
http://example.com/seo/
や
http://example.com/seo.html
のようにです。
このURLのことを擬似静的化URLと呼び、WEB制作の現場では良く行われる手法です。
それでは、この擬似静的化が行われる理由ですが、
単純に、静的URLの方が動的URLよりもインデックスされやすいと言われていたからです。
このインデックスについての話は、あとでもう少し詳しく説明しますが、
こういった理由からURLの擬似静的化が行われてきました。
擬似静的化がSEO上意味を成す理由
SEO上意味を成すと考えているのは、URLにキーワードを含めている場合です。
例えば、SEOに関して記載した記事ページであれば、
URL(http://example.com/?id=1)を、
http://example.com/seo/
や
http://example.com/seo.html
のように見せ掛けることで、
URLには「SEO」というキーワードが含まれることになります。
Googleは、URLに含まれるキーワードも検索ランキングのシグナルとして使用すると言っているので、
URLに狙っているキーワードを含めることもSEO対策になります。
シグナルとしては微々たるものですが、
こういったことをきっちりとやっていくことも重要です。
静的URLが動的URLよりもインデックスされやすい?
まだ、Google検索エンジンのクローラーが未熟だったころは、動的ページのURLがインデックスされないと言われていました。
その為、動的ページのURLを静的ページのURLに見せ掛けていたという歴史があります。
ただ、今は動的URLも静的URLも問題なくインデックスされます。
動的URLの方がインデックスされにくいということもないので、
この点に関しては気にする必要はないです。
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