WEBサーバのシェアについてのお話です。
主なWEBサーバのシェア
W3Techsの調査では、とうとうNginxのシェアが40%を超えてしまいました。
現時点(2019年3月)での主なWEBサーバのシェアは以下です。
参照:W3Techs.com「Usage Statistics and Market Share of Web Servers」
こちらが、ここ1年間でのシェアの推移です。
参照:W3Techs.com「Historical trends in the usage of web servers」
Apacheが依然首位にいますが、徐々にシェアが落ちてきています。
逆に、Nginxのシェアが徐々に伸びてきているので、近い内にNginxに抜かれるのは確実ですね。
私がWEBの世界に入ったころは、WEBサーバと言えばApache一択といった雰囲気だったので、
これも時代の流れですかね。
といっても、Apacheもまだ43%以上のシェアを持っていますし、
多くのサイトがApacheで運用を続けています。
Apacheが消えるということはないですし、
しばらくはNginxと競い合いながら高いシェアを続けるのではないでしょうか。
LiteSpeedという超軽量WEBサーバ
Apache・Nginxとは別に、もう一点注目して頂きたいのがLiteSpeedというWEBサーバです。
LiteSpeedとは、最近注目のWEBサーバで、
Apache、Microsoft、Nginxに続く第4のWEBサーバとも言われているそうです。
その特徴は、
・Apacheと高い互換性
・Nginxよりも高速なWEBサーバ
・HTTP/2を完全サポート
として注目されています。
Apacheと高い互換性を持っているということは、現在Apacheを採用していサーバ運用者からすると、
当然LiteSpeedへの乗り換えも視野に入ってきますし、Nginxよりも高速というのは、とても魅力的です。
国内ではLiteSpeedを採用しているサーバはまだ少ないですが、
最近人気のmixhost(ミックスホスト)というレンタルサーバがLiteSpeedを採用していることで少し話題になりました。
Apacheがすぐに消えることはないですが、今後のLiteSpeedの動き次第では急激にシェアを失っていく可能性も考えられます。
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