mixhost(ミックスホスト)について
今更ですが、mixhost(ミックスホスト)というレンタルサーバーを試してみました。
というお話です。
最近、ネット上で「mixhost」というサーバーの情報をよく見かけます。
去年辺りから急に人気が出てきたレンタルサーバーです。
そこで、弊社でも一度試してみることに!
と言っても、取りあえずは無料利用期間を使って、いろいろと試してみたという程度ですが。
結論から言うと、金額的にも高くないですし、パフォーマンスもかなりいいです。
注目すべきは、
WEBサーバーに、ApacheでもNginxでもなく、最近話題のLiteSpeedを導入しているという点です。
LiteSpeedは、Apacheとほぼ完全に互換性があると言われています。
パフォーマンスもApacheよりもかなり高く、さらには、Nginxをも凌駕するとさえ言われています。
それに、HTTP/2もサポートしているので、かなり高速に処理してくれます。
で、気になるのが、ネット上の評判です。
いい点も悪い点も多く紹介されているので、その辺の情報もいくつか洗い出して検証してみました。
ネット上の評判
いい点
・コストパフォーマンスがいい
サーバーのスペックや機能を考えると、コストパフォーマンスはかなりいいです。
搭載されている機能などは、こちらを見て下さい。
※拡大して下さい。
・初期費用も無料
初期費用が掛からないのは大きいです。
特に、個人でサイト運営をされている方には、ありがたいのではないでしょうか。
※因みに、人気のエックスサーバーでも初期費用は3,000円掛かります。
・プラン変更が簡単
メリットと言えばメリットです。
が、プラン変更する機会なんてそんなにはないです。
アクセス数が急激に増えるなんてことも、よほどの人気サイトじゃないと、なかなかないですし。
・表示速度が速い
GTmetrixというツールで測ってみました。
※サイトはWordPressで構築して、画像数枚と10記事程度を投稿して測定しています。
サイトの運用を開始して記事数や画像の枚数が増えてくれば結果は変わってくると思いますが、
取りあえずは、これだけでもかなり早いことが分かると思います。
実際に、体感速度もかなり早いです。
・自動バックアップ機能とリカバリー機能が標準搭載
リカバリーするような事態が発生するかどうかにもよりますが、
念のための備えとしてバックアップ機能とリカバリー機能が無料で使えるのは助かります。
悪い点
・独自ドメインで発行したメールアドレスでのメール送受信が遅い
独自ドメインを追加して検証してみましたが、特に遅延することもなく、送受信できました。
気にする必要はないと思います。
・コントロールパネルが使いづらい
コントロールパネルには、cPanelを採用していて、使いにくくもなく、使い易くもなく、といった感じです。
使いづらいと言われている方もいますが、誰でも問題なく高いこなせると思います。
コントロールパネルのキャプチャも載せておきます。
※拡大して下さい。
・電話サポートが無い
緊急で問合わせたい場合には、電話サポートが無いと困ります。
ただ、メールの返信はしっかりとしてくれるみたいですし、緊急事態もそんなに頻繁に発生することもないので、そこは割り切るしかないですね。
安定しない
mixhostのサーバーが安定しないという声は非常に多かったです。
この点に関しては、まだ利用日数が少ないので、私は何とも言えないです。
ただ、リリースされてからまだ若いサービスです。
この辺はこれから徐々に改善されていくだろうと思います。
まとめ
個人、法人問わず、使い勝手のいいサーバーだと思います。
※大手企業の場合には、いろいろと問題も出てくるので、あまり勧められませんが。
初期費用も掛からないですし、スペックも申し分ないです。
それに、PHPだけではなく、RubyやPythonも入っていますし、
WordPressのようなソフトウェアも簡単にインストールすることが可能です。
PHPに関しては、ドメイン毎にバージョン変更やphp.iniの編集が可能です。
勿論、無料でSSL(COMODO社のSSL採用)も導入が可能です。
ということで、社内でも、一度、何かのサイトで実際に導入してみようという話になっています
まだ、具体的なことは決まっていませんが。
個人的に1点気になるのが、ドメインの管理代行を行っていない点です。
弊社の場合は、所有しているドメインはお名前.comで一括管理しているので問題ないのですが、
お客様の中には、サーバーとドメインを一括で管理したいという方もいらっしゃいます。
その場合、少しだけ導入のハードルが上がりそうですが。
そこは、どうやってお客さんを説得するかにもよるのですが。
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