プラグインの選定について
WordPressでサイトを構築する際に重要になってくるのが、プラグインの選定ですね。
私も初心者の頃は悩みました。。。
そんな場合に頼りになるのは、やはりインターネットでの情報収集です。
例えば、「WordPress プラグイン」や「WP プラグイン」で検索すると、
必須のプラグインは〇〇個だけ!!
や、
おすすめのプラグイン〇〇選!!
みたいな記事が上位にずらっと出てきます。
私もよく似た記事を書いたことがあります。
これらの記事はプラグインを選定する上で非常に助けになります。
が、このテーマで記事を書くと、人によって状況も違いますし、考え方も違うので、
1人の記事や意見だけを参考にするのは絶対に避けて、いろいろな記事を参考にしてみて下さい。
まずは、どのようなプラグインがよく使用されているのかを知ることが重要だと思います。
その上で、本当に必要なプラグインを見極めるようにされた方がいいかと思います。
私であれば、
必須にしているプラグインは、
・管理画面の利便性向上のためのプラグイン => 3個
・脆弱性対策のためのプラグイン => 3個
・SEO対策のためのプラグイン => 1個
※SEO対策で必須にしているのは「Google XML Sitemaps」ぐらいです。
・サイトの表示速度改善のためのプラグイン => 1個
です。
あとは、お客さんからの要望と予算に合わせて選定が必要ですね。
例えば、
WordPressをCMS的に使用したいと言われる場合には、
「Custom Post Type UI」を使用すれば簡単に投稿タイプを追加できますし、
「Advanced Custom Fields」を使用すれば登録項目(カスタムフィールド)を簡単に追加出来て、
管理も楽になります。
勿論、
プラグインを使わずにfunctions.phpでも設定できるので、使わないという選択肢もあります。
もし、お客さんががっつりSEO対策を行えるようにしたいと言われる場合には、私はあまり使用しないのですが、「All in One SEO Pack」が有名です。
このプラグインを使用すれば、タイトルタグやメタディスクリプションを記事毎に設定出来るようになりますし、XMLサイトマップの生成にも対応しています。
また、SNSボタンを設定したいと言われる場合には、
「WP Social Bookmarking Light」やOGP、Twitterカードを設定するためのプラグインを使用すれば楽だと思います。
※Twitterカードの設定であれば、「JM Twitter Cards」がおすすめです。
勿論、これらの設定もプラグイン無しで設定できるので、使わないという選択肢もあります。
あとは、
「記事を書いたけどなかなかインデックスされなくて困っている」と言われれば、
「WebSub/PubSubHubbub」などのプラグインを入れて様子を見るのもありだと思います。
※「Google Search Console」からインデックス登録を行う方が確実ですが。
それと、もう一点、プラグインが公式ディレクトリに登録されているのかも確認が必要です。
以下のサイトで確認できるので、ぜひ使用前に登録されているか検索してみて下さい。
[ WordPress プラグイン ]
公式ディレクトリに登録されているということは、比較的安全に使用できるということなので、
その点も意識しておいた方がいいです。
※実際には、まずいものも含まれているのですが。
こんな風に決めていけば、プラグインの選定はそれ程難しいことではありません。
選定時の注意点
選定時に注意しておかないといけないのは、3点です。
・プラグインに脆弱性が含まれていないか?
・プラグインを入れ過ぎていないか?
・プラグインの更新が止まっていないか?
プラグインに脆弱性が含まれていないか?
プラグインに脆弱性が含まれていないかを見極めることは重要です。
と言っても、実際には、各プラグインを検証していくのは難しいのですが。
https://jvndb.jvn.jp/
などのサイトで検索すれば公表されているので、
使用する前に調べてみてもいいと思います。
例えば、先ほど少しふれた「All in One SEO Pack」も、一度、脆弱性が発見されています。
※かなり前の話しなので、現在は改善されている思いますが。
プラグインを入れ過ぎていないか?
以前、他社がWordPressを使って作成したサイトを弊社が引き継ぐことになったのですが、
めちゃくちゃな数のプラグインが入っていて、驚いたことがります。
実際には使われていないプラグインなどもあり、ごちゃごちゃになっていたので、
整理するのが非常に大変でした。
プラグインを入れすぎると、サイトの表示が遅くなるということはよく言われていますが、
プラグインの管理も煩雑になってしまうので、注意が必要です!
プラグインの更新が止まっていないか?
プラグインの最終更新日の確認も行って下さい。
更新が止まってしまっていると、今後、
脆弱性が見つかっても放置されてしまったり、
WordPress本体のバージョンアップで動かなくなってしまう可能性もあります。
最終更新日はプラグインの検索画面で確認できるので、必ず確認するようにした方がいいです。
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